オシム就任会見で記者の質問に激怒

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060722-00000030-nks-spo

「W杯での失望をどうとらえ、どうやって失った自信を取り戻すか」

という質問に対し、

楽観的に物事を考えていなければ、失望することはない。その楽観的なものはどんな根拠に基づいているのか。適当な情報しか相手について持っていなかったのか。それとも正しい情報を持っていながら相手を見下したのか。そのどちらかでしょう。

オシム流の論理的言い回し答えてました。
メディアとサポーターは大した根拠ももたずにやたらと大きい期待を抱き、
そのくせ冷静な分析をろくに行わず、
最悪の結果を迎えた時の覚悟を怠っていたのは確かでしょう。
今行われている批判の大半は、
結果を出せなかった事に対する批判ではなく、
勝手に上げられたハードルを越えられなかったことに対する批判なので、
見ていてかなりイタイものがあります。


逆に開催国ドイツは国民性も手伝ってか、かなり辛口の分析が行われ、
グループリーグ突破をも危ぶむ声もちらほらあったとか。
別に悲観する必要もないけれど*1
最高と最低を分析できる知識と冷静さがドイツサポーターにはあるという事でしょう。
日本のサポーターにはまだまだそういう点で足りてない気がします。

*1:出場するからには優勝してほしい!という心意気ももちろん重要